【清田区の子どもたちの英語シリーズ⑧】 長文英語が読めない! ~北海道高校入試の長文を読むために、中1・中2からできること~
2026/10/10
こんにちは。
札幌市清田区で、幼児から小学生・中学生・高校生・大人までを対象に英語指導を行っている、マリーズ・イングリッシュ・クラブです。
「英単語は勉強しているのに、長文になると分からない……」
「最初は読めるけれど、途中から何を言っているのか分からなくなる」
「テストでは時間が足りなくなって、最後まで解けない」
中学生から、こうした声をよく聞きます。
特に高校入試を意識するようになると、**「長文を読める力」**がとても重要になってきます。では、長文読解は中3になってから一生懸命練習すればよいのでしょうか?
マリーズ・イングリッシュ・クラブでは、
「長文対策は中3から」ではなく、中1・中2から少しずつ準備することが大切
と考えています。今回は、清田区の中学生と保護者の皆さまに向けて、北海道の高校入試を見据えた長文読解の準備について考えてみたいと思います。
📖 なぜ「長文」になると急に読めなくなるの?
まず考えてみましょう。例えば、I like soccer.なら、ほとんどの中学生が意味を理解できます。ところが、I like soccer because I enjoy playing it with my friends after school.
と少し長くなると、「急に難しくなった!」と感じる生徒がいます。
しかし、実はこの英文も、一つひとつを見ると、それほど難しい単語ばかりではありません。問題は、単語が分かることと、英文全体を理解できることは別だということです。長文を読むためには、
- 単語力
- 文法力
- 英文を読むスピード
- 英文の構造を理解する力
- 文と文のつながりを理解する力
- 内容を整理する力
など、いくつもの力が必要になります。つまり、
長文読解は「突然身につく力」ではありません。
毎日の小さな積み重ねによって育てていくものなのです。
🔤 まずは「単語が分からない」を減らす
長文が苦手な生徒に、「もっと長文を読もう!」と言うだけでは、なかなか改善しません。まず確認したいのが英単語です。例えば100語の英文を読んでいて、知らない単語が30個もあったらどうでしょう?内容を理解するのは大変です。
反対に、知らない単語が数個なら、前後の文章から意味を推測することもできます。
だから、中1・中2の段階で基本単語をしっかり身につける
ことが、長文対策の第一歩です。ただし、「一日に100個覚えよう!」
という方法はおすすめしません。毎日10個でも構いません。
昨日覚えた10個を復習してから、新しい10個を覚える。これを繰り返します。
🧱 「文法」が長文読解の土台になる
長文が読めないもう一つの大きな原因が、英文法がよく分かっていない
ことです。例えば、I went to the park with my friend.という英文。
「I went」が主語+動詞。「to the park」が場所。「with my friend」が「友達と」という情報です。このように、英文の構造が分かれば、文章が長くなっても整理しやすくなります。ところが、「英語は左から順番に単語を日本語に置き換えるもの」
と考えてしまうと、長文になったときに混乱します。だからこそ中1・中2では、
be動詞
一般動詞
過去形
助動詞
不定詞
動名詞
比較
接続詞
受け身
現在完了
など、学年ごとの文法を一つずつ確実に身につけていくことが重要です。
🔎 「返り読み」を少しずつ減らしていこう
長文が苦手な生徒に多いのが、英文を最後まで読んでから、最初に戻る
という読み方です。例えば、I went to the library after school because I wanted to study English.
という英文を、「I=私は……went=行った……to=~へ……」
と一語ずつ日本語に直していると、時間がかかります。最初から完璧な日本語に訳す必要はありません。
まず、I went to the library→ 私は図書館へ行ったafter school→ 放課後
because I wanted to study English→ 英語を勉強したかったから
というように、意味のまとまりごとに理解する練習をします。これを「チャンク」と呼ぶことがあります。
中1・中2では、短い英文からこの読み方を少しずつ練習していくとよいでしょう。
🎧 「音読」は長文対策にもなる!
英語の長文対策というと、「問題を解く」ことばかり考えがちです。
しかし、マリーズ・イングリッシュ・クラブでは、音読も大切な学習方法だと考えています。教科書の英文を、
① まず意味を理解する
↓
② 正しい発音を確認する
↓
③ 声に出して読む
↓
④ 繰り返し読む
という流れで練習します。
音読すると、「この英文は何度も見たことがある」
という状態を作ることができます。また、英語を目で読むだけでなく、耳で聞き、口から声を出すことで、英語の語順やリズムにも慣れていきます。これは高校入試のリスニング対策にもつながります。
⏰ 長文対策は「毎日10分」から
「長文を毎日30分やりなさい」
と言われると、嫌になってしまう生徒もいるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、
「毎日10分英語」です。
例えば、
月曜日
英単語10個
火曜日
教科書音読
水曜日
短い英文を読む
木曜日
英単語の復習
金曜日
教科書音読
土曜日
短い長文に挑戦
日曜日
一週間の復習
このくらいから始めても構いません。重要なのは、
一度にたくさんやることより、英語から離れないことです。
📚 中1・中2では「教科書」が最高の教材
長文読解というと、「難しい問題集を買わなければ」と思う保護者の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、中1・中2の段階では、まず学校の英語教科書を大切にすることをおすすめします。教科書には、
- その学年で学ぶ単語
- 文法
- 基本文
- 会話表現
- 長めの英文
などが詰まっています。まずは、
「学校の教科書を自分の力で読める」
ことを目標にしてみましょう。
🎯 中1・中2・中3で目標を変える
長文読解については、学年によって目標を変えてもいいでしょう。
【中学1年生】
まずは、「英文に慣れる」こと。短い英文を読んで、「英語ってこういう順番なんだ」
と理解することが大切です。
【中学2年生】
次に、「英文の構造を理解する」こと。少しずつ文章が長くなります。
接続詞などにも注目し「この文とこの文はどうつながっているのか?」を考えながら読む練習をします。
【中学3年生】
そして、「入試問題を時間内に読む」
こと。中3では実際の入試問題や過去問にも取り組み、
「読む速さ」「問題を解く順番」「時間配分」なども意識していきます。
🚨 「全部日本語に訳さないと分からない」は要注意
長文読解で、「全部日本語に訳してからでないと問題が解けない」という生徒がいます。もちろん、英文の意味を正確に理解することは大切です。
しかし、入試では時間があります。英文を一文ずつ日本語に訳していると、時間が足りなくなることがあります。目指したいのは、
「英語を見て、英語の語順のまま意味をつかむ」ことです。
最初から完璧にできる必要はありません。短い英文から少しずつ練習していきましょう。
📝 長文問題は「答え合わせ」が重要!
長文問題を解いた後、「○だった!」「×だった!」だけで終わっていませんか?
実は、ここからが大切です。間違えた問題について、「なぜ間違えたのか?」
を確認します。例えば、
① 単語が分からなかった
→ 単語を覚える
② 文法が分からなかった
→ 文法を復習する
③ 英文の構造が分からなかった
→ 主語・動詞を確認する
④ 時間が足りなかった
→ 音読や時間を意識した読解練習をする
このように原因を分けると、次の勉強が見えてきます。
👨👩👦 保護者の皆さまへ
「うちの子は英語の長文が苦手です」と心配される保護者の方も多いと思います。
でも、中1・中2で長文がスラスラ読めなくても、すぐに心配する必要はありません。
大切なのは、「今、何ができていて、何が苦手なのか」を把握することです。
単語なのか?文法なのか?読むスピードなのか?それとも英語そのものに苦手意識があるのか?原因によって対策は変わります。
そして、できないところを一つずつ小さく分けて、「今日はここまでできた!」
を積み重ねることが、結果的に大きな力になります。
🌱 長文読解は「マラソン」と同じ
英語の長文読解は、短距離走ではありません。
中3になって急に走り始めるより、中1から少しずつ走る練習をしておいたほうが、当然ラクです。例えば、
中1
「英語の短い文章を読んでみよう」
↓
中2
「少し長い文章にも挑戦してみよう」
↓
中3
「高校入試の長文を時間内に読んでみよう」
この積み重ねです。
🌸 マリーズ・イングリッシュ・クラブから清田区の中学生へ
英語が苦手だからといって、「自分は英語ができない」と決めつけないでください。
英語は、才能だけで決まるものではありません。毎日少しずつ触れること。
分からないところをそのままにしないこと。短い英文から練習すること。そして、
「昨日より少し読めるようになった!」という経験を積み重ねること。これが大切です。
高校入試の長文も、最初から全部読める必要はありません。
まずは今日、英文を5分、10分読むところから始めてみませんか?
📣 清田区の小学生・中学生の皆さんへ
マリーズ・イングリッシュ・クラブでは、
「英語を楽しく学びながら、将来につながる英語力を育てる」
ことを大切にしています。小学生では「聞く・話す」を中心に英語に慣れ、中学生ではそこに**「読む・書く・文法」**を加え、高校入試につながる総合的な英語力を少しずつ育てていきます。「英語が苦手になってきた」「長文になると分からなくなる」
「高校入試に向けて今から準備したい」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
札幌市清田区で、お子さま一人ひとりの歩みに合わせた英語学習を一緒に考えていきます。
【清田区の子どもたちの英語シリーズ⑨・予告】
「清田区の中学生、リスニングが苦手!」です。
~北海道高校入試で大きな配点を占める「聞く力」を中1・中2から育てる方法~
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