【清田区の子どもたちの英語シリーズ⑥】 清田区の中学生、英検はいつから始めればいい? ~学校の英語と英検をどう両立する?~
2026/09/26
こんにちは。
札幌市清田区で、幼児から小学生、中学生、高校生、大人までを対象に英語指導を行っているマリーズ・イングリッシュ・クラブです。
前回は、「英語の定期テストで点数が取れない!」というテーマで、学校の英語と実際の英語力には、必ずしも違いがあるというお話をしました。今回は、その続編として、
「英検は何年生から受ければいいの?」
「学校の勉強だけでも大変なのに、英検まで勉強する必要があるの?」
という保護者の皆さまからよくいただく疑問について考えてみたいと思います。
マリーズ・イングリッシュ・クラブは英検の準会場にも指定されていますので、日頃から多くの子どもたちの英検受験を見てきました。
その経験から感じるのは、「英検は早ければ早いほど良い」のではなく、「その子に合った時期に始める」ことが大切ということです。
📝 そもそも英検は何のために受けるの?
英検というと、「資格を取るため」と思われる方も多いでしょう。
もちろん資格としての意味はあります。しかし、中学生にとって英検には、それ以上に大きなメリットがあります。それは、「自分の英語力を確認する目標になる」ということです。
学校の定期テストでは、「今回のテストで80点だった」という結果は分かります。
しかし、「自分は英語をどのくらい使えるのだろう?」ということは、なかなか分かりません。英検では級ごとに一定の目安があるため、「次はこの級に挑戦してみよう!」という具体的な目標を作ることができます。
🎯 中学生なら何級を目指せばいい?
一般的な英検の目安として、
- 5級:中学初級程度
- 4級:中学中級程度
- 3級:中学卒業程度
- 準2級:高校中級程度
- 2級:高校卒業程度
とされています。ただし、ここで注意したいのは、
「中1だから5級」「中2だから4級」と機械的に決める必要はないということです。
例えば、中1でも小学生の頃から英語を続けている子なら4級、場合によっては3級を目指すこともできます。
逆に、中1から英語を始めたばかりなら、まず5級を目標にする。大切なのは、
「周りの友達が何級を受けるか」ではなく、自分にとってちょうどよい目標を設定することです。
🌱 中学1年生は「英検5級」から考えてみよう
中1で初めて英検に挑戦するなら、まず5級が一つの目安になります。
英検5級の学習をすることで、
- 英単語
- be動詞
- 一般動詞
- 疑問文
- 否定文
- 基本的な英文
など、中1英語の基礎をもう一度確認することができます。
これは学校の勉強にもつながります。つまり、
英検の勉強=学校の勉強とは別物ではありません。
むしろ、上手に活用すれば、学校で習った英語をもう一度整理する機会になります。
📚 中2では「4級」を一つの目標に
中2になると、英語の内容はさらに広がります。過去形、未来表現、比較など、覚える文法も増えてきます。この時期に4級を目標にすると、「中1・中2で学んだ英語を整理する」という意味でも役立ちます。
ただし、学校の成績が思うように取れていない場合は、無理に英検を受ける必要はありません。まずは、学校の授業を理解すること。これを優先しましょう。
英検は「英語学習を助ける道具」であって、英検そのものが目的になってしまってはいけません。
⭐ 中3は「3級」を目標に
中3では、3級が大きな目標になります。3級は中学校卒業程度とされており、中学英語の総まとめとして取り組むことができます。特に3級では、読む・聞くだけでなく、ライティングやスピーキングも重要になります。
そのため、
「単語を覚える」
↓
「文法を理解する」
↓
「英文を書く」
↓
「英語で自分の考えを伝える」
という総合的な英語学習につながります。これは高校入試にも、その先の英語学習にも役立ちます。
⚠️ 「英検に合格したのに学校の点数が低い?」
ここは、前回のブログともつながる大切なポイントです。例えば、英検3級に合格した=学校の定期テストで必ず高得点とは限りません。逆に、学校の定期テストで高得点=英検にも必ず合格とも限りません。なぜでしょうか?それは、学校のテストと英検では、問題の目的や出題形式が違うからです。
学校の定期テストでは、
- 教科書本文
- 学校で習った文法
- 授業プリント
- 学校ワーク
- 授業中に扱った内容
などが重要です。
一方、英検では、
- 語彙
- 文法
- 長文
- リスニング
- ライティング
- スピーキング
など、より総合的な力が求められます。だからこそ、
「学校の英語」と「英検の英語」を上手に使い分けることが大切なのです。
🏫 学期中は「学校の英語」を優先!
では、どのように両立すればよいのでしょうか?マリーズ・イングリッシュ・クラブがおすすめしたいのは、学期中=学校の勉強です。
定期テストが近いときに、「英検の単語を覚えなきゃ!」「英検の問題集をやらなきゃ!」と焦る必要はありません。まず、学校の教科書を理解する。そして、学校ワークをしっかりやる。定期テストで自分の力を出す。これが第一です。
🌻 長期休暇は「英検」に挑戦!
一方で、夏休み・冬休みなどの長期休暇を英検学習に利用するという方法があります。例えば中1なら、夏休み英検5級の単語・文法を学ぶ
↓
夏休み後半
過去問に挑戦
↓
秋
英検受験
という流れです。
普段の学校生活の中で毎日長時間英検を勉強する必要はありません。
長期休暇を利用して、「英語を集中して勉強する期間」を作るのです。
⏰ 英検は「毎日少しずつ」が一番強い
英検対策というと、「毎日1時間勉強しなければいけない」と思うかもしれません。
しかし、最初から無理をする必要はありません。例えば1日10~15分でも構いません。
月曜日
→ 単語10個
火曜日
→ 単語復習+英文音読
水曜日
→ 文法問題
木曜日
→ 単語復習
金曜日
→ 英文音読
土曜日
→ まとめて復習
日曜日
→ お休み
このくらいから始めてもいいのです。
重要なのは、「毎日英語に触れる習慣」です。
👂 英検対策でも「耳」を忘れない
小学生の英語で大切にしたいのが「英語耳」です。これは中学生になっても同じです。英検ではリスニング問題があります。単語を目で見て覚えるだけではなく、「聞く→理解する→声に出す」という学習を取り入れてみましょう。例えば、
I went to the library yesterday.という英文を
①聞く
②英文を見る
③意味を確認する
④声に出す
という順番で練習します。
「読む・書く」だけではなく、「聞く・話す」も一緒に育てる。
これがマリーズ・イングリッシュ・クラブの考える英語学習です。
🌸 「不合格=失敗」ではありません
英検に挑戦すると、当然ながら合格する場合もあれば、不合格になる場合もあります。しかし、不合格=英語が苦手ではありません。英検を受けたことで、「単語が足りなかった」「リスニングが難しかった」「長文が苦手だった」「文法が分からなかった」という自分の課題が見えてきます。これは大きな収穫です。次の挑戦につなげればいいのです。
👨👩👧 保護者の皆さまへ
英検について、お子さんに、「○○ちゃんは3級持っているよ」
「同じ学年なのに、うちの子はまだ5級……」という比較をする必要はありません。
英語の成長スピードは、一人ひとり違います。大切なのは、「去年の自分より少しできるようになったか」です。5級に合格したら、「次は4級!」と急ぐのではなく、「5級に合格できたね!」とまず認めてあげてください。その自信が、次の挑戦につながります。
🌈 マリーズ・イングリッシュ・クラブが考える「英検の位置づけ」
私たちは、英検を「合格するためだけの試験」とは考えていません。英検を一つの目標として、「英語を勉強するきっかけを作る」「自分の英語力を確認する」
「学校で習った英語を復習する」「次の目標を作る」ために活用してほしいと思っています。そして、将来的には高校・大学受験や進学後の英語学習にもつながっていきます。ただし、入試における英検の利用方法や評価は学校・大学・学部などによって異なりますので、受験時には必ず志望校の最新の募集要項を確認することが大切です。次回は【清田区の子どもたちの英語シリーズ⑦】札幌の高校入試で英語に強くなるには?~中1・中2から始めたい「高校入試につながる英語」の育て方~です
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