【清田区の子どもたちの英語シリーズ⑦】 札幌の高校入試で英語に強くなるには? ~中1・中2から始めたい「高校入試につながる英語」の育て方~
2026/10/03
こんにちは。
札幌市清田区で、幼児から小学生、中学生、高校生、大人までを対象に英語指導を行っているマリーズ・イングリッシュ・クラブです。
「高校入試の英語って、いつから勉強すればいいの?」
「中3になってから過去問をやれば大丈夫?」
「英検を取っていれば高校入試にも強くなるの?」
中学生の保護者の方から、こうした質問をいただくことがあります。
結論から言えば、
高校入試の英語対策は「中3になってから」ではなく、中1・中2から少しずつ始めることが大切です。
特に北海道の公立高校入試では、リスニング、文法・語彙、長文読解、英作文など、複数の力が必要です。
2026年度の北海道公立高校入試でも、英語は50分・100点で、リスニングは35点。さらに長文読解や、自分の考えを英語で書く問題などが出題されました。
つまり、「単語を覚えれば大丈夫」でも、「文法だけ勉強すれば大丈夫」
でもありません。
今回は、札幌・清田区の中学生と保護者の皆さまに向けて、北海道の高校入試を見据えて、いつ、何を勉強すればよいのかを考えてみたいと思います。
🏫 北海道の高校入試英語は「総合力」が必要
北海道の公立高校入試の英語は、大きく見ると、
① リスニング
② 語彙・文法などの基礎
③ 長文・資料などを読み取る問題
④ 英作文
という構成になっています。
2026年度も大問4題、34問という構成で、リスニングの配点は35点でした。また、長文を読み取ったうえで英語で表現する力や、英作文の力も求められました。
特に注目したいのが、
「読むだけ」の英語ではなく、「聞く・読む・書く」を組み合わせた英語
になっていることです。これは、これから高校入試を目指す小中学生にとって、とても重要なポイントです。
🎧 まず大切にしたいのが「リスニング」
「高校入試なのだから、長文や文法を勉強すればいい」と思っていませんか?
実は北海道の入試では、リスニングの配点が大きな割合を占めています。
2026年度はリスニングが35点でした。 100点満点のうち35点。これは非常に大きい数字です。
しかも、2026年度は一部の問題で英文が1回しか読まれない形式もあり、聞いた英語をその場で理解する力が重要になりました。 だからこそ、
「リスニングは受験直前に始める」のでは遅い
と考えています。
👂 小学生から「英語耳」を育てる
ここでマリーズ・イングリッシュ・クラブが小学生の英会話を大切にしている理由があります。英語を聞いて、「この音、聞いたことがある!」という経験を、できるだけ早い段階から積み重ねておくことです。小学生のうちは、
- 英語を聞く
- 英語をまねして話す
- 簡単な英語を読む
- 英語の音に慣れる
という経験をたくさん積みます。
そして中学生になったら「聞く」+「読む」+「書く」+「文法」
へと少しずつ広げていきます。高校入試のために小学生から難しい受験勉強をする必要はありません。
大切なのは、
「英語を聞くことが嫌ではない」
という状態を作っておくことです。
📖 北海道入試で差がつきやすい「長文読解」
次に重要なのが長文です。
北海道の公立高校入試では、長文読解が大きな割合を占めます。2026年度についても、長文を読んで内容を理解し、さらに英語で表現する力が求められたと分析されています。ここで、「長文なんて中3になってからやればいい」と考えるのはおすすめしません。なぜなら、長文読解に必要なのは、単語力+文法力+読むスピード+英文に慣れる経験だからです。
🔤 長文が読めない原因は「長文」ではない?
例えば、中3になって、「長文が読めません」という生徒がいたとします。
長文問題をたくさん解けばいいのでしょうか?必ずしもそうではありません。
その前に、「単語が分かる?」「be動詞と一般動詞の違いは?」「過去形は?」
「助動詞は?」「不定詞は?」「比較は?」など、基礎を確認する必要があります。
つまり、長文読解の土台は「中1・中2の英文法」なのです。
だからこそ、マリーズ・イングリッシュ・クラブでは、「中1・中2の英語をおろそかにしない」ことを大切にしています。
✏️ 英作文は「難しい英語」を書く必要はない
高校入試では英作文も重要です。
2026年度の北海道公立高校入試でも、与えられたテーマについて自分の考えを書く問題が出題され、一定の語数を書くことが求められました。
ここで多くの生徒が、「難しい単語を使わなきゃ!」と考えます。
しかし、これは逆効果になることがあります。高校入試で大切なのは、
「自分が知っている英語で、正しく書く」
ことです。例えば、「私は将来、外国に行っていろいろな人と話したい」
という内容を書きたいとします。難しい表現を無理に使わなくても、
I want to go abroad.
I want to talk with many people.
のように、自分が知っている基本的な英文を組み合わせることができます。
💡 「難しい英語」より「正しい英語」
英作文の練習で大切なのは、日本語をそのまま英語に訳そうとしない
ことです。まず、「自分が知っている英単語と文法でどう言えるか?」
を考えます。これは中1・中2から練習できます。
例えば、「私は北海道が好きです」なら、I like Hokkaido.
「北海道には美しい場所がたくさんあります」なら、Hokkaido has many beautiful places.
このような簡単な英文を積み重ねていくことが、高校入試の英作文につながります。
📚 中1でやっておきたいこと
中1の皆さんに伝えたいのは、
「高校入試」という言葉に焦らないこと。
中1で一番大切なのは、
① 英単語を少しずつ覚える
② be動詞と一般動詞を理解する
③ 疑問文・否定文を理解する
④ 教科書を音読する
⑤ 英語を聞く習慣を作る
ことです。
特に、「分からないところをそのままにしない」ことが大切です。
中1で分からなかったことを中2まで放置すると、さらに分からなくなります。
📘 中2では「英語の土台」を完成させる
中2になると、英文法がさらに広がります。例えば、
- 過去形
- 未来表現
- 不定詞
- 動名詞
- 比較
- 接続詞
など、英語の仕組みが複雑になっていきます。ここで、「なんとなく分かる」で終わらせないことが重要です。例えば、I went to Sapporo yesterday.
という文を見て、「wentはgoの過去形」と分かるだけではなく、「なぜwentなのか」
「現在形ならどうなるのか」まで理解する。
こうした積み重ねが中3の長文読解につながります。
🚨 中3になってから「全部やり直す」は大変!
中3になると、
- 修学旅行
- 学校行事
- 部活動
- 定期テスト
- 高校説明会
- 模試
- 受験勉強
など、やることが一気に増えます。
その状態で、「中1のbe動詞からもう一度やり直そう」
となると、大変です。だから、中1・中2のうちに「分からない」を残さない
ことが、高校入試対策として非常に重要です。
🎯 中3では「入試問題」に慣れていく
中3になったら、いよいよ高校入試を意識します。ここでは、
① 基礎の確認
↓
② 長文読解
↓
③ リスニング
↓
④ 英作文
↓
⑤ 北海道の過去問
という流れがおすすめです。
北海道教育委員会は、過去の公立高校入試問題を公開しています。令和8年度(2026年度)についても英語・英語聞き取りの問題が掲載されています。
過去問は単に、「何点取れたか」を見るだけではありません。
「どこで時間がかかったのか」「どの単語が分からなかったのか」
「なぜ間違えたのか」を分析することが重要です。
⏱️ 北海道入試では「時間との戦い」もある
英語の力があっても、「最後まで問題を解けなかった」ということがあります。
北海道の長文は、一定の分量があり、スピードを意識した練習も必要とされています。 そこで、英文を日本語に一語一語訳してから理解する
という読み方だけでは時間が足りなくなる可能性があります。
最初はゆっくりで構いません。しかし、少しずつ
英文を見る
↓
意味をつかむ
↓
次へ進む
という読み方を練習していきます。
🌱 「中3になったら頑張る」から「中1から少しずつ」へ
ここまで読んで、「高校入試って大変だな……」と思ったかもしれません。
でも、心配しすぎる必要はありません。高校入試の英語は、
中1から少しずつ準備していけばいいのです。例えば、
中1
英語の基礎を作る
↓
中2
文法・単語・読解力を伸ばす
↓
中3前半
入試に必要な力を総合的に伸ばす
↓
中3後半
過去問・実戦練習
このように考えると、やるべきことが見えてきます。
🌸 英検も高校入試につながる英語学習の一つ
前回のブログで「英検」を取り上げましたが、英検の学習も高校入試を意識した英語力づくりの一つになります。
英検のために、
- 単語を覚える
- 文法を勉強する
- 長文を読む
- リスニングをする
- 英作文を書く
という練習をします。
これは高校入試にもつながる力です。ただし、「英検を取れば高校入試対策は必要ない」という意味ではありません。学校の定期テストと英検、そして高校入試。
それぞれの目的を理解しながら勉強することが大切です。
🏠 保護者の皆さまへ
高校入試というと、「中3になったら塾で受験勉強」というイメージがあるかもしれません。もちろん中3の受験対策は重要です。しかし、英語については、
「中1・中2の積み重ね」が非常に大きな意味を持ちます。
特に、「単語が苦手」「英文を読むのが遅い」「文法がよく分からない」「英語を聞き取れない」という問題は、短期間で一気に解決するのが難しいものです。
だからこそ、毎日10分でもいいので、早い時期から英語に触れる。これが大切です。
🌟 マリーズ・イングリッシュ・クラブが大切にしたいこと
私たちが考える英語教育は、「高校入試のためだけの英語」ではありません。小学生の頃は、「英語って楽しい!」中学生になったら、「英語の仕組みが分かってきた!」そして高校入試では、「自分の力で英文を読める、書ける、聞ける!」
というところまで、一歩ずつ育てていきたいと考えています。そのために、
小学生=英語に慣れる・英語耳を育てる
中1=基礎を固める
中2=文法・読解力を伸ばす
中3=入試で使える英語に仕上げる
という流れを大切にしています。
🎓 清田区の中学生へ!
高校入試の英語は、「英語が得意な人だけが高得点を取れる」
ものではありません。毎日の小さな積み重ねで、少しずつ力を伸ばすことができます。今日からできることは、
☑ 英単語を10個覚える
☑ 教科書を声に出して読む
☑ 英語を5~10分聞く
☑ 分からない文法を一つ確認する
☑ 簡単な英文を1文書いてみる
これだけでも十分スタートになります。
「受験勉強は中3から」ではなく、
「中1から少しずつ受験につながる英語力を育てる」
これが、マリーズ・イングリッシュ・クラブがおすすめしたい方法です。
📣 次回予告【清田区の子どもたちの英語シリーズ⑧】
「長文英語が読めない!」です。
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