「小学校700語問題」と中学英語の現実 ~英語嫌いを増やさないために~
2026/06/05
札幌市清田区で英語塾を運営しているマリーズ・イングリッシュ・クラブです。
先日、AERA(2026年6月8日号)の記事を読み、大変興味深く感じました。
小学校で英語が教科化されて6年が経過し、現在の中学生の間では英語力だけでなく、「英語が好きな生徒」と「英語が苦手な生徒」の二極化が進んでいるという内容でした。
実は、この傾向は私たちが日頃の指導現場でも強く感じていることです。
記事によると、英語教師の団体「新英語教育研究会(新英研)」が2025年末から2026年初めにかけて実施した調査では、中学1年生(現2年生)の約46%が「英語が好き」、一方で約31%が「英語が嫌い」と回答したそうです。
約半数の生徒が英語に前向きな気持ちを持っている一方で、3人に1人はすでに英語嫌いになっているという現実があります。
なぜこのようなことが起きているのでしょうか。
その背景の一つとして指摘されているのが「小学校700語問題」です。
現在の学習指導要領では、小学校で約700語の英単語に触れることになっています。そして中学校では、その700語はすでに習得済みという前提で授業が進められます。
さらに、中学校で学ぶ新出単語数も従来の約1200語から1600~1800語へと大幅に増加しました。
つまり、昔よりも多くの単語を、より短期間で学ばなければならない状況になっているのです。
しかし実際には、小学校で習った700語を十分に身につけている生徒ばかりではありません。
小学校の英語は「聞く・話す」が中心です。
楽しく活動することを重視しているため、単語を読んだり書いたりする機会は限られています。
そのため、中学校に入学した時点で、
「英語は聞いたことがあるけれど書けない」
「単語は何となく知っているけれど意味があやふや」
という生徒も少なくありません。
一方で、英会話教室や塾で学習経験がある生徒は、すでに多くの単語や文法を知っている場合があります。
こうして入学時点で大きな差が生まれてしまうのです。
調査では、半数以上の生徒が「英語の日本語訳が難しい」と答えています。
また、「量が多い」「文の仕組みが分からない」と感じている生徒も多くいました。
さらに驚くことに、中学1年生の段階で「be動詞の否定文」を十分に理解できていない生徒も少なくないそうです。
これは決して生徒の努力不足ではありません。
限られた授業時間の中で、多くの単語や文法を学ばなければならない現在の教育環境にも原因があると考えられます。
では、私たち塾はどう対応すべきでしょうか。
私は、まず「英語嫌いを作らないこと」が最優先だと考えています。
英語は積み重ねの教科です。
最初につまずいてしまうと、その後も苦手意識が続いてしまいます。
だからこそ、分からないところまで戻って学習することが重要です。
中学英語だからといって、中学内容だけを教えるのではなく、
・アルファベット
・基本単語
・簡単な英文
など、小学校レベルの基礎から確認することが必要な場合もあります。
また、「聞く・話す・読む・書く」の4技能をバランスよく育てることも大切です。
特に近年はリスニングの比重が高まっていますが、それだけでは十分ではありません。
単語を書く力、文章を読む力、文法を理解する力も同時に育てる必要があります。
マリーズ・イングリッシュ・クラブでは、英会話による「聞く・話す」の指導と、かきかきコースによる「読む・書く・文法」の指導を組み合わせながら、生徒一人ひとりの状況に合わせた学習を行っています。
英語教育は大きな転換期を迎えています。
しかし、どれだけ時代が変わっても、基礎を大切にすることの重要性は変わりません。
英語が得意な子をさらに伸ばすことも大切ですが、英語に苦手意識を持ち始めた子どもたちを支えることも同じくらい重要です。
私たちはこれからも、一人でも多くの子どもたちに「英語ってわかる!」「英語って楽しい!」と思ってもらえるよう、丁寧な指導を続けていきたいと思います。
英語学習についてご不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
マリーズ・イングリッシュ・クラブでは、幼児から中高生まで、それぞれのレベルに合わせた学習サポートを行っています。
----------------------------------------------------------------------
マリーズイングリッシュクラブ
〒004-0872
北海道札幌市清田区平岡2条4丁目3-24
電話番号 :
011-882-6188
札幌で初心者大歓迎の英語クラブ
札幌で楽しく学べる小学生の英語
札幌で幅広く学べる中学生英語
札幌で楽しい英会話体験レッスン
----------------------------------------------------------------------